この本はちょっと面白かったです。 中華思想に影響を受けた日本目線でなく、 中華の脅威であり続けたモンゴル目線の中国史。
確かに今の中華思想は中国共産党などの色が付いていますが、 そもそも、 中国史を冷静に見ると、 その多くは北の、モンゴル系の支配となっている。
そして、 その北方系の思想は寛容であり、 多民族も宗教も情報も受け入れる。
なんか日本の思想に似ているな〜と。 実は日本は中華思想よりも北方系の思想の方が影響を受けたのかな〜とか、 考えをめぐらしてみたくなり。