『二人の医師の遺言 ―患者の声に寄り添う医療とは―』 18日20時から〜NHKハートネットTV
- 2018.01.18 Thursday
- 00:40
『二人の医師の遺言 ―患者の声に寄り添う医療とは―』
18日20時から〜NHKハートネットTV
(25日13時から再放送)
去年5月、2人の著名な医師ががんで亡くなりました。
石川県金沢市で30年以上、大腸がんの治療に当たってきた外科医・西村元一さん(58)。
もう1人は北海道・夕張で地域医療の再生に取り組んできた村上智彦さん(56)。
患者に寄り添う理想の医療を目指してきた医師たちが、
突如、がん患者となり、
患者の本当の気持ちや不安に寄り添えていなかったと気付きます。
その後、西村さんはがん患者や家族が不安や悩みを吐き出せる
「元ちゃんハウス」をオープンさせます。
村上さんは、地域の人が気軽に立ち寄れる「まるごとケアの家」を作ります。
どちらも病院や医療では提供しにくい 、患者の本音に寄り添うための新たなケアの“場”。
二人の医師は、この“場”にどんな思いを込めたのでしょうか?
番組では、二人の医師が亡くなる1か月前に訪れたという東京・豊洲のがん専門の相談施設「マギーズ東京」を舞台に、
二人の医師が作った場を引き継いだ人たちが集まりました。
がん治療の進化によって、
患者と医療との関わりが変わる端境期にある今、患者はどう病と向き合えばいいのか、ひもときます。
出演者情報
秋山 正子さん(マギーズ東京 センター長)
西村 詠子さん(がんとむきあう会 理事長)
永森 克志さん(ささえるクリニック岩見沢 院長)
河野 多紀さん(フリーアナウンサー)
http://www.nhk.or.jp/heart-net/tv/calendar/program/index.html?id=201801182000