そんな所は 自然に消えていきます。
- 2023.12.19 Tuesday
- 17:30
行政の言う通り、今までのやり方で・・・・
そうやって破綻したのが夕張です。
もう自分たちの地域のために
住民自身がやらないと駄目なのに 、
相変わらずですが、
そんな所は
自然に消えていきます。
村上智彦
行政の言う通り、今までのやり方で・・・・
そうやって破綻したのが夕張です。
もう自分たちの地域のために
住民自身がやらないと駄目なのに 、
相変わらずですが、
そんな所は
自然に消えていきます。
村上智彦
村上先生とのエピソードー三上から
・夕張が破綻し、病院も潰れ、これから有名な先生が立て直しに来るらしいという話が流れ、やってきたのが村上先生。
話す機会は最初のうちは少なかったですが、破綻したことと、有名な先生であることなどで、診療所内はいつも来客やテレビ局、行政の人たちが出入りしていて、
そして先生は笑顔でいるよりも怒っていることのほうが多かった。
なので、
先生と話するときはいつもドキドキ。
怒られるんじゃないかなぁ〜、
こう言ったらだめかなぁとよく考えて話をした記憶があります。
そんな先生からたまに呼ばれる。
何をしたか、なんで呼ばれたか、いいこと考えずドキドキしながらドアノック。
「あー、これ」と渡されたのは先生のお気持ち。
当時、デイケア配属になっていたため、デイケアでは外出行事とか楽しいことたくさんしなさいとのことで、何かに使うといいと。
なんてありがたいっ!
当時、デジカメ買ったり、利用者さんとお茶会するのにお菓子購入したりとしてました。
急に利用者さんが亡くなれば救急外来に案内してくれたり、外来で困ってる患者さんがいれば、ちょっと気晴らししたらいいとデイケアにご案内されたこともあった。
先生が岩見沢に行ってしまってからはなかなかご一緒になることはありませんでしたが、
やはり先生のお供で下河原さん主催の講演に行った川崎のこと。
研修ということで同行させてもらいましたが、
移動歩く移動歩くの繰り返しで「今日は○キロ歩いだぞぉ。いい運動だ」と万歩計をみせてくれてました。
いい運動ですが、私はグッタリ…
ご褒美でのディズニーランド。
ここでは先生がかなり疲れたと思います。
先生本人も「拷問だ」と言ってましたね。
でも、ディズニーランドの色々を教えてくれたり、
暑い暑いと言ってる私に「あまり暑い暑い言うんじゃない」とこっそり言ってたのも思い出します。
たくさん怒り、仕事をし、楽しんで、とってもエネルギッシュな先生だったと思います。
三上から以上です。
(看護助手から、介護福祉士、ささえるの主任ケアマネになった三上から)
第三回村上智彦賞は川口篤也さん
授賞式は7月30日(土)18:30〜、zoomで開催します!
(詳細は、facebookのNPO法人とものむらのページよりどうぞ)
授賞式では、川口先生による講演も予定しております。
*村上智彦賞とは
北海道の医療福祉介護の若いリーダーに、
『あなたは間違っていない。
このまま続けてください。
黙っていても何も変わらない。
誰かがやらなきゃいけないんだから』
と村上智彦が残した言葉でその人を後押しする賞です。
*村上智彦賞の基準:
『まちづくり』医療介護福祉という手段を使って、北海道の地域を育むってことと、
『比較的、若手』50歳以下
*村上先生から川口さんへの受賞お祝いの言葉:
北海道の地域医療には問題点が多いのは現実ですが、反面未開地なので新たな取り組みが具体化できるという魅力もあります。ここで学んでいる事が具体化できるかどうかは解りませんが、今後も北海道に拘って地域医療に従事していくましょう。
地域医療に従事する場合に適切な診断や治療も大切ですが、本来の医師の仕事である地域の住民に予防や地域医療のあり方を自ら考えるような機会を提供する事を忘れないようにしたいと考えています。
1000人に1人の病気を探す事もやりがいであるが、残りの999人にプロとして健康のためのアイディアを提供し実践する事で町創りに参加していく事も充分にやりがいになりえるのではないであろうか。
*村上智彦賞選考委員会
委員長 永森克志 (医療法人ささえる医療研究所 理事長)
副委員長 山田奈緒美(NPO法人とものむら 理事長)
委員 村松司・山田康介 (村上智彦賞受賞者)
委員 村上千春 (村上智彦親族代表)